「まさか、食でこんなに変わるなんて!?」

「キレなくなった」

「パニックがおさまった」

「便秘をしなくなった」

「よく眠るようになった」

「体温が上がった」

「偏食が治った」……

心にも体にも、さまざまな変化がみられた食の取り組み。

20代の頃に保育現場で仕事をしていた私にとって子どもたちが抱える問題が、食事で解決に向かう可能性があることを目の当たりにしたときの衝撃は相当大きなものでした。
現場では、問題行動がある子どもたちへは、かかわりや言葉がけなど心理面からのアプローチがほとんどでした。

食事は体を整えるために必要・・・という程度の認識でした。

結婚退職後、当時の自分の体調不良も抱え
なんとかしたいと栄養の勉強をしていくうちに、出会ったのがNPO法人食品と暮らしの安全基金。
ここで、食の安全について勉強しながら仕事をしていくうちに転機が訪れました。

2008年、現代食のミネラル不足の問題の調査が始まったのです。

ミネラルを豊富に含む小魚や海藻、天然のだしなどを意識して食べるようにしていくモニター調査で、子どもたちの劇的な変化に出会っていくのです。
「パニック」「イライラ」「集中力」「学習意欲」「偏食」「低体温」「便秘」…
さまざまな不調が、ミネラル豊富な食を続けるうちに見事に改善していったのです。
そして、ミネラル補給を実践した私自身も
冷え症、低血圧の改善、視力の変化、便秘解消、免疫力が整う、イライラしにくいなど心身の変化を体感していきました。

そのときの体験談と現代食のミネラル不足の背景をまとめたのが
『食べなきゃ、危険!ー食卓はミネラル不足』(三五館シンシャ NPO法人食品と暮らしの安全基金・小若順一氏と共著)出版を機にミネラルの大事さを子育てや保育、教育現場に届けていくことが始まりました。

保育現場に復職する計画から
現場の先生方、お母さん方へどんどん食の大切さを届けていくことへと方向転換したのです。

いかに家庭で簡単にミネラル補給をしていけるか?
忙しいお母さん方がすぐにできるミネラルレシピ作りなど、広く実践していただくための講演、執筆活動を続ける中で出会い、かかわった親子さんたちが身をもって教えてくれたこと。

それは・・・

・ミネラル補給と共に、食材の安全性も考えた「ミネラルオーガニックごはん」のもつ可能性
・食の取り組みと同時にかかわりや言葉がけ、スキンシップなどの「心」へのアプローチの両輪で元気になっていくスピードがぐんと上がっていく

といった事実だったのです。

そこで、「食は心と深くつながったいること」=「食(ミネラル)と心(ハート)の両輪で子どもたちの本来もっている力を引き出す」ことを「ミネラルハート」を日々の子育てに奮闘するお母さん方、保育、教育の現場の先生方に届け、

「ミネラルオーガニックごはん(給食)」の実践と同時に、これまで、保育現場で学んだ児童心理、発達心理、恩師の昌子武司先生のカウンセリング現場に入り学び続けてきた臨床心理(大妻女子大学児童臨床センター認定 家庭教育相談員)、「色彩学校ハート&カラー」で学んだ色彩心理など心へのアプローチを融合していく「ミネラルハートプロジェクト」を立ち上げました。

確実な実践、そして、食だけではなく、心の面にも注目していくことの大切さを両輪ですすめていく「ミネラルハート」の理念と体感が今後多くの方に広がり、子どもたちの未来がより一層輝くものであってほしいと願っています。

【略歴】

東京都清瀬市生まれ
大妻女子大学家政学部児童学科卒業後、学校法人本郷学園もみじ幼稚園勤務。
女子栄養大学 文科省認可通信教育「栄養と料理一般講座」修了、
NPO法人食品と暮らしの安全基金勤務を経て、
共著書『食べなきゃ、危険!ー食卓はミネラル不足』出版
一般社団法人国際食学協会 理事 食学ミネラルアドバイザー
NPO法人再チャレンジ東京 理事
子どもの心と健康を守る会 代表

【資格等】

幼稚園教諭第1種免許
小学校教諭第1種免許
大妻女子大学児童臨床センター認定 家庭教育相談員
色彩学校「ハート&カラー」チャイルドアートカウンセラーコース修了

【書籍・掲載誌等】

「食べなきゃ、危険!」三五館シンシャ・「食事でかかる新型栄養失調」三五館(NPO法人食品と暮らしの安全・小若順一・国光美佳)

「発達障害にクスリはいらない」マキノ出版(内山葉子・国光美佳)「奇跡の食育②」美健ガイド社 監修

「奇跡の食育②」美健ガイド社 監修

「キレなくなった子どもたち」NPO法人食品と暮らしの安全

『安心』(マキノ出版)「ミネラル健康レシピ」連載

『クーヨン』(クレヨンハウス)「ミネラルオーガニック給食だより」連載